体重減少効果が期待できる！ルセフィ錠（SGLT2阻害薬）

・血糖値を安定させる

　食後の急な血糖値の上昇を抑え、血糖値をゆるやかにコントロールします。また、インスリンの分泌もサポートして、全体的な血糖管理を助けます。

・体重の減少をサポート

　余分な糖を尿と一緒に排出することで、カロリー消費が促され、体重減少につながる可能性があります。

・内臓脂肪の減少

　お腹まわりの脂肪、いわゆる内臓脂肪を減らす効果も期待されています。

・心臓や血管への負担を軽減

　一部の研究では、心筋梗塞や脳卒中などのリスクを下げる可能性もあると報告されています。

・服用のタイミング

　通常は1日1回、朝食前または朝食後に飲みます。食事のすぐ前か、食後すぐが目安です。

・飲み方

　錠剤はかまずに、コップ1杯の水でそのまま飲みましょう。

・効果が弱い場合

　医師の判断で、1日あたりの量を5mgに増やすことがあります。

・飲み忘れたとき

　気づいたときに1回分を服用し、次の服用はいつも通りに戻してください。2回分を一度に飲むのは避けましょう。

ルセフィ錠を服用される方へ

ルセフィ錠は、2型糖尿病の治療薬として使われており、血糖値のコントロールや体重減少にも効果が期待できるお薬です。安全に使うために、知っておいてほしいポイントをまとめました。

主な副作用

以下のような症状が出ることがあります：

・吐き気・下痢・便秘・お腹の張り・嘔吐などの消化器症状

・頭痛・疲れやすさ・味覚の変化

※これらの症状は、しばらく続けると落ち着いてくることが多いですが、気になる場合は医師に相談してください。

注意点

・脱水に注意：おしっこの回数が増えるので、こまめな水分補給を心がけましょう。

・低血糖：他の糖尿病薬を一緒に使っている方や、食事を抜いた場合に起こることがあります。ふらつきや冷や汗が出たらすぐに対処してください。

・ケトアシドーシスに注意：吐き気や息苦しさ、だるさなどが続く場合は、すぐに受診を。

・尿路・性器感染症のリスク：トイレの後のケアを丁寧にし、違和感があれば早めに医師へ。

飲み方のポイント（スーグラ錠も共通）

・空腹時に服用：食事の30分前が目安です。

・錠剤は丸ごと水で服用：噛んだり砕いたりしないでください。

・お薬との併用に注意：現在の服用薬は必ず医師に伝えましょう。

・アルコールは控えめに：低血糖のリスクが高まる可能性があります。

・眠気が出ることも：運転や機械操作は注意してください。

・妊娠・授乳中の方は使用不可：医師に必ず相談を。

・定期的な通院を忘れずに：血糖値や体調のチェックが大切です。